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IDCの調査で、IT意思決定者の90%近くが2024年までにポイントソリューションから統合プラットフォームへの移行を計画していることが明らかに
〜組織全体のコスト・複雑性・リスクを軽減して、エンドポイント管理とセキュリティに対してプラットフォームベースのアプローチが必要であることが判明〜

業界唯一のコンバージド・エンドポイント管理(XEM)プロバイダーであるタニウムは、ITに関するリサーチとアドバイスをグローバルに提供するIDCの調査結果を発表し、エンドポイント管理とセキュリティを独立したポイントソリューションから統合(コンバージド)プラットフォームベースのモデルに移行することで、多くのメリットを実現できることが判明しました。

この調査結果は、大企業や中堅企業のグローバルIT意思決定者1,500人以上からのフィードバックを反映したもので、XEMのアプローチをリリースからわずか1年で検証したものです。XEMで、ポイントソリューションの機能を単一のプラットフォームに統合し、環境全体のエンドポイントをリアルタイムに可視化し制御することで、企業は優れたサイバーハイジーンを維持し、コンプライアンスを守り、増大する脅威に対処するために問題をリアルタイムで修正することで、これまで以上に迅速にリスクを軽減することができます。

IDCリサーチバイスプレジデントのマイケル・スビー氏は「XEMは、企業のエンドポイント環境全体に関する単一の情報源として正確な情報を効果的に提供し、リスクを軽減するためにチーム全体でより幅広く統合して連携することを可能にします。タニウムのXEMソリューションは、プラットフォームアプローチによるセキュリティの向上だけでなく、チームのコラボレーションとベンダー統合による生産性の向上、大幅なコスト削減も実現します」とコメントしています。

企業のデジタル化が進み、どこからでも働けるアプローチを採用する中で、94%の企業は20%以上のエンドポイントのを可視化できていません。このような盲点は、サイバーインシデントの増加ペースや攻撃によるコストの増加からも明らかなように、脅威行為者にとって悪用しやすいものです。一方、IT部門とセキュリティ部門は、かつてないほど多くのポイント製品を使用しており、これが複雑さ、コスト、データのサイロ化、修復の遅れの原因となっています。

タニウムCMOのスティーブ・ダヒーブは、次のように述べています。「DXの継続的な取り組みや、リモートワークの普及をサポートするために、コンバージド・エンドポイント管理のニーズが急速に高まっています。今回の調査で、回答者の50%以上が複数のエンドポイント管理やセキュリティツールをさまざまなチームで使用していることがわかったことで、多くの環境で複雑さとコストを削減し、同時にデータ侵害のリスクを軽減したいという要望があることにもうなづけます。タニウムのユニークなプラットフォームアプローチは、これまで以上に重要であることが証明されています。企業にはもはや、必要な保護を提供するために無数のポイントソリューションを導入し、より多くの費用を費やす余裕はないのです」

IDCのアナリストは、各業界のタニウムユーザのお客様との詳細なインタビューでフィードバックを収集し、コンバージド・エンドポイント管理のメリットを探りました:

  • 米国の大手ヘルスケア企業は、複数のポイントソリューションをタニウムのXEMプラットフォームに置き換えることで、年間100万ドル以上を節約しました。
  • あるグローバルな物流会社は、ツールの統合とタニウムのXEMプラットフォームアプローチへの移行により、ソフトウェアのライセンスコストとサブスクリプション料金を半分に削減し、年間数十万ドルを節約しました。
  • ある大手高齢者介護管理会社は、タニウムのXEMプラットフォームを使用して、影響を受けるシステムに即座にパッチを適用し、エンドポイントのコンプライアンスを1%から90%以上に向上しました。

あるグローバルな物流会社のテクニカルディレクターは、XEMによるコスト削減が社内の考え方をどのように変えたかをこう話しています。「みんな、すでに使っているソリューションを変更したがりません。そのような状況を何度も見てきました。しかし、XEMの導入でコスト削減を実現できたことで、誰も(身近で大切な)ベンダーを維持したいとは言い出せませんでした」

市場の変動や経済の不確実性が高まる中、研究者はポイントソリューションの統合に向けたトレンドが減速する兆しはないと指摘しています。IT意思決定者の90%近くが、今後18カ月以内にポイントソリューションからプラットフォームへの移行を計画しており、その半数以上は今後6~12カ月以内に移行を検討しています。

その他の調査結果は以下の通りです:

  • XEMを使用する顧客は、200台のデバイスをサポートするごとに、フルタイムの従業員1人分のコストを削減できる
  • 250台のデバイスをサポートするごとに、顧客は10万ドルのコストが削減ができる
  • 顧客の60%近くが、リスク管理のための最重要要件としてリアルタイムの可視性を挙げている
  • 75%の企業がエンドポイント管理とセキュリティを別々のチームで行っており、その結果、作業の流れがサイロ化し、生産性が低下して、ソフトウェアライセンス料が増加している
  • IT意思決定者の60%が、エンドポイント管理とセキュリティの両方に使用するベンダーやツールの数を削減したいと考えている
  • XEMが完全に稼動している企業では、Windowsパッチ、アップデート、アップグレードの導入頻度が22%向上し、適用時間の短縮とアップデートの自動化によりメンバーの生産性が向上した

XEMを使うことで、ビジネスオペレーションとセキュリティハイジーンを改善する方法については、ホワイトペーパーをご覧ください。

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