従業員デジタルエクスペリエンスの向上、迅速な調査、タニウム史上最速のスピード: 第3四半期の製品アップデート
企業が歩みを止めることなくDXを推進する中で、タニウムも常に進化し続けています。
Tanium Digital Employee Experience(DEX)に新機能を追加し、XEM Coreに新モジュールを搭載して、プラットフォームにTaniumユーザーのスピードを向上するためのアップデートを行いました。
これらの新製品、新機能、アップデートは、Taniumのコア機能を拡張するためのものです。デジタル資産とエクスペリエンスが、あらゆるワークフローやコミュニケーションチャネル、コラボレーションの中心になる中で、企業が直面しているさまざまな問題に対処しながら、Taniumのパフォーマンスと使いやすさをさらに強化しています。
詳細は続きをご覧ください:
- DEXの新機能で、デジタルエクスペリエンスの問題を自動で解決して、従業員の感情を測定、追跡し、アップタイムを維持
- Investigateでセキュリティと運用でのインシデントの平均修復時間(MTTR)を劇的に短縮し、リスクやダウンタイムを削減
- プラットフォームのアップデートにより、スピードをさらに向上し、半分のクリック数でエンドポイントを監視・管理
新機能: Tanium DEX
従業員のデジタルエクスペリエンスは、以前にも増して重要になっています。ハイブリッドワークが進み、従業員のデジタルエクスペリエンスがワークフローや、コミュニケーションチャネル、コラボレーションのすべての原動力となっています。しかし、多くの企業では、これらのエクスペリエンスを大規模に監視、管理、改善するために必要なツールがまだ不足しています。
Tanium DEXはこの問題を解決します。Tanium DEXを使えば、リアルタイムに可視化して、規模を問わずコントロールでき、データに基づいて従業員のデジタルエクスペリエンスを向上するための情報を提供します。
Tanium DEXを使用すると、一般的なデジタルエクスペリエンスの問題を検出して修正し、従業員がデジタルエクスペリエンスについてどのように感じているかを測定して改善し、生産性に影響を与えたり、ダウンタイムが発生してチケットが作成される前に問題を解決して、ヘルプデスクへの問い合わせを減らすことができます。
デジタルエクスペリエンスは今後もあらゆる企業の礎となり、エクスペリエンスを効率的に維持する能力はますます重要になることが見込まれます。タニウムはこのことを念頭に置いてDEXソリューションの継続的な改善に取り組んでおり、この度DEXの新機能を発表できることを嬉しく思います。
Tanium DEXには、次の2つの新機能が追加されました。
1. カスタム自動セルフヒーリング(自己修復機能)
Tanium DEXは、一般的な問題を解決するための自動自己修復機能のライブラリを既に提供していますが、カスタマイズされた独自の自動自己回復ルーチンでこのライブラリを拡張することが可能になりました。誰もがこの機能の恩恵を受けることができますが、特に社内で独自のビジネスアプリケーションや環境の問題を抱えている企業にとって、最大の価値をもたらすように設計されています。
2. ユーザーのセンチメント(感情)スコアとレポート
Tanium DEXは、従業員のデジタルエクスペリエンスを向上し、従業員のエンゲージメント、生産性、効率を向上するために開発されています。新機能により、エクスペリエンスがどのように提供され、従業員がどの程度満足しているかを測定できるようになりました。ユーザーセンチメント(感情)スコアとレポートを使えば、ユーザー調査やデータに基づいてセンチメントスコアを作成し、組織レベルやユーザー単位で管理することができます。
新モジュール: Tanium Investigate
企業はデジタルテクノロジを基に稼働しており、テクノロジにパフォーマンスの問題や中断が発生すると、業務が停止することになり、顧客は購入ができず、ビジネスが停止してしまいます。
このようなインシデントは高くつきます。平均的なIT停止のコストは、1分あたり9,000ドル以上、1時間あたり500,000ドル以上です。しかも、これには直接的なコストしか含まれていません。ITが停止することで、従業員との間に摩擦を生み、従業員の満足度や定着率を低下させ、顧客を数ある他の選択肢へと向かわせることになります。
このようなインシデントのほとんどは、人間が意図的または偶然に引き起こしています。社内では常に誰かがシステムに変更を加えており、その変更のひとつが偶然に中断や停止を引き起こす可能性があります。同時に、悪意のある犯罪者は常にシステムへの攻撃を目論んでいます。
被害が出る前に食い止めないといけないことはわかっていても、そのためのツールが不足していました。多くの企業は連携せずサイロ化されたポイントツールやコンソール、エクスペリエンスを活用しており、インシデントが発生すると、何が起こったのかを把握するためにツールからツールへと移動して、問題を修復するための対応を行なっています。
このアプローチはうまくいきません。多くの企業は、インシデントの調査や根本原因の特定、解決方法の習得に平均修復時間(MTTR)の大部分を費やしており、そのプロセスの1分1秒に数千ドルのコストがかかっています。
Taniumの新しいモジュールInvestigate は、この問題を解決します。
インシデント調査をより迅速に正確に実施し、インシデントの修復をシームレスにピボットして、MTTRを劇的に改善するソリューションを提供します。
Tanium Investigateは次の機能を提供します:
- 調査に必要なすべてのIT運用およびセキュリティ関連のデータを収集
- エンドポイントの履歴やリアルタイムのデータを提供し、調査に活用
- データをレンダリングし、パワフルな洞察と次のステップを提供
- ユーザーが共同作業、調査データの共有、分析、洞察の導き出し、因果関係や修復方法を合意するための共有ワークスペースを提供
- ServiceNowと連携し、ヘルプデスクのユーザーも調査に参加
- リモートでも対応でき拡張可能なリアルタイムの修復アクションにシームレスにピボット
- MTTRやチケット作成の防止などの指標でビジネス価値を実証
このような機能でTanium Investigateは以下のようなメリットを提供します:
- インシデントの平均解決時間(MTTR)を大幅に短縮
- 機能停止やサポートチケットを削減
- エンドポイントのインシデントをリアクティブではなくプロアクティブに管理
- 企業規模を問わず問題を特定し、修復
- 従業員と顧客の感情、エンゲージメント、ロイヤルティを向上
このようにIT運用やセキュリティ部門、ヘルプデスクの効率や効果の向上をサポートします。
Tanium Platformアップグレード
Tanium Platform全体が大幅にアップグレードされました。
Taniumの動作を全面的に改良し、以前のバージョンよりも高速に、これまで以上に多くのデータを配信できるようになりました。
同時に、コンソールの上部にクイック検索バーを設けるなど、より直感的なユーザーインターフェースを実現しました。これにより、プラットフォーム上のどこからでもQuestionの実行やレポートの作成、ダッシュボードの確認が可能になり、半分のクリック数であらゆるエンドポイントを監視・管理できるようになりました。
Taniumはすでに最速で最も効果的なエンドポイントプラットフォームでしたが、この度のアップグレードにより、さらにスピードアップし、今まで以上に大きな成果を発揮します。
Taniumをアップデートすることで以下のことが可能になります:
- Taniumを劇的にスピードアップ
- どんなタスクにも使いやすく
- 必要なタイミングで、より多くのデータを取得
- 数秒でインシデントを調査し、対応
- データをシームレスに深く掘り下げ、タスク間でピボット
- 上記のすべてを、単一の軽量なクラウドベースのプラットフォームで実行
より多くの製品と機能で、パフォーマンスを向上
DEX、Investigate、プラットフォームのアップデートはすべて、コンバージド・エンドポイント管理(XEM)ソリューションに組み込まれています。これにより機能を拡張してパフォーマンスを向上し、単一の統合ソリューションでエンドポイントに関するすべてのデータとワークフローに対応できます。
これらの新製品や新機能、アップデートにより、進化するデジタルインフラストラクチャとエクスペリエンスのさらに多くの要素を監視・管理できるようになります。そして、これまで以上に迅速かつ効率的に、規模を問わずリアルタイムに対応できます。
拡張を続けるTanium XEMぜひご活用ください。これらの新製品、新機能、アップデートなどの個別デモをご希望の方は、ご連絡ください。
拡張を続けるTanium XEMぜひご活用ください。これらの新製品、新機能、アップデートなどについての詳細を知りたい方は、Tanium Innovation and Technology updateウェビナー(英語)にご登録いただくか、デモをお申し込みください。